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地味電シリーズその1=西鉄303形(昭和54年撮影) [昔鉄スナップ]

私鉄電車が大好きのCedarですが、訪問時は新車や特急車に隠れて地味な存在で注目してなかったのに、後で写真をみたら『いいじゃない!』って思う電車が、いくつかあります。
西鉄307JPG.JPG(1)
そんな電車を人呼んで地味電(誰も呼んでない?)=西鉄303形もそのひとつ~地方私鉄には立派過ぎるけど、関西の高速電車ともちょっと違った風合いを持つ顔つきです。

西鉄大牟田線の吊り掛け車は、どれも一癖ある形ばかりなのに、普通というか地味なデザインなのが300形でした、その中でも303形は戦後の運輸省規格型だった所為もあり、注目されない存在でしたね。

車両の由来をWIKIから引用すると~


形式は300形で一括されているが、製造年によりその形態は大きく異なっている。昭和14年の大牟田全通時に製造された急行用の301形2編成、昭和23年から製造された17m車の303形5編成、増備車としてに製造された18m車308形5編成に大別される。

 

昭和54年に久々に訪問したとき、津古~筑紫間で撮影したモ307の編成は、珍しい特急運用~地味電の晴れ姿です!
ロマンスカー2000形も登場し、旧特急車1000・1200も健在だったのに、いったいどういう理由だったのか・・余所者鉄には知る由もありません。(~狂電関人様、どうですか?=と無茶振り)
s54西鉄303-02.JPG(2)
300形は西鉄最初の5連運転を始めた形式。303形は中間に車体の異なる中間電動車を挟む3連ですが、福岡寄りには308形cMTcを連結していました。
ひょっとしてこの輸送力を買われての特急起用でしょうか?
s54西鉄303-04.JPG(3)
間に挟まったバス窓&関東風の広窓3扉車モ320形の拡大です。こんな凸凹編成も当時の西鉄らしいです。

(4)こちらはモ306編成、福岡行き普通列車を津古駅近くの踏切で撮影。s54西鉄303-01.JPG
関東には地下鉄以外では見られなかったトムリンソン密連が、低い位置についてるのもユニークでした(これは303形だけじゃないですけど)。
『前面下部が下がっているのは連結器が低いためで、西鉄の特徴』というファン雑誌の紹介文を思い出します。

この顔を見ていて『何かに似てるなあ~?』と思っていましたが、今気がつきました~

これ(↓)です。
s38青砥09青電未更新200拡大.jpg
(5)関東の不人気私鉄No1京成で、唯一の名車(!?)と呼ばれたモハ200形です。
2600mmとスリムな車体や、前面下部が少し下がっているところ、幌の有無はあるものの貫通扉の感じなど~似ているような・・・・
京成の吊り掛け車は軌間の所為もあって、どことなく関西風の匂いがしました。

 

西鉄ファンの皆さんどうですか?え?ぜんぜん似てない。。
~こりゃまたスミマセン。

とっとと西鉄に戻ります~s54西鉄303-05.JPG(5)
昭和54年の二日市車庫全景です。当時の新鋭5000形や600形、塗装変更された1000形と並んで左端に300形が見えます。このころは『一貫性無しの西鉄大牟田線』らしさが未だ残っていました。

でも実際には甘木線の200形以外の吊り掛け車はどんどん淘汰され、宮地嶽線に転属が始まっていました~303形も同様でした。

(6)モ307の宮地嶽線(→貝塚線)時代の末期は、なんとこんな姿に!
地味電、最後に狂い咲き!?西鉄307末期.JPG
ビフォー(↓)アフター(↑)を比べると、なんとも凄い改造ですね~足廻りカルダン化・冷房化されてもこの顔はあんまりです。インドネシアやミャンマーの現地改造日本製車両(言いすぎですか?)のようなデザインセンスはどうしたことか?オデコの処理とか、意味わからん(怒!)って感じです。
連結器はごっつい自連に変わっても裾の下がり方は原形のままなんですね。
s54西鉄303-03.JPG

てなわけで、『地味電』シリーズの1回目は、西鉄303形でした。これからも思いついたら書いていこうと思いますが・・・・

2回目は・・まだ思い当たりません(爆)。

 

 

 

 

 


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EF510-230

西鉄は16番ではほとんど模型が出ていません。最近、某インディーズから2000系がようやく出たくらいです。青時代の1000系やつり目の1300系などおもしろいものが結構あるのにです。阪神、南海も同様です。
by EF510-230 (2013-08-31 12:03) 

のり

おっしゃるとおり、西鉄と京成の電車、よく似ていますね。
それにしても、最後の改造車、「なんじゃこりゃ・・・」な改造ですね。家族で笑ってしまいました。
by のり (2013-08-31 13:43) 

hanamura

歯科通院して、ガンバっていますがぁ・・・。とても歯が立たない!
博多には弟が居て・・・って、レベルじゃないですね。歯が立たない!
そうか!処女の首筋を求めるオッサン(ドラキュラ)だから、かぁ~。
赤い帯に、こじつけて・・・歯の悪いジジイにもコメントさせてください。
by hanamura (2013-08-31 15:00) 

紅玉国光(富山市)

ウインドウシール/ヘッダー、雨樋&屋根布貼付あり……の旧性能電車を更新して“化けさせた”例は、北陸地方にも北陸鉄道3760形と云う「かなりの」代物がありましたが……。
西鉄307号の「顔」は、「これはヒドい~!!」の見本ですよねぇ……。
腰板に下ろした前照灯も、あまりにも悪名を轟かせた、東急3550・3650・3800形の改悪(塗色が青蛙色のままだけに~!しかも、シール/ヘッダー残してるし~!!)を、そっくり模倣して。
無駄に広い“おでこ”は、「どうせなら大型前面方向幕でも付ければまだ良かったのに」と言いたくなる。
西鉄は「実態はバス会社の方」と言われて久しいが、実際、鉄軌道の方では、この他にも「見苦しい改造、美的観点から言うと改悪」の実例を色々とやっていたそうですが……。
こんな所に金を掛けるから末端区間の廃止を余儀無くされたんでは~?と疑いたくなる(西鉄fanの人ごめんなさい)。

しかし、「昔顔」の方ですが、地味、と云う印象の一つに、「これこそ、アンチクライマーでも付ければ締まりのある表情になるのでは?」と思う、造形がある様に思います(紅玉の偏見?)。
そもそも、管理人様も指摘される通り、西鉄車はトムリンソン式密連が低い位置に付いていて、まるで大正以前の北海道の国鉄車の様。尾灯も標識灯も全部上へ上がっていて、番号表記はまた異常に文字が小さい。
腰板部分が寂し過ぎるんですよ~(西鉄fanの人ごめんなさい)。
これに、阪急や京阪の旧型車よろしく、中央3枚重ね、左右各4枚重ね程のアンチクライマーを付けたら、元々がしょぼめ(失礼)の運輸省規格型でも、それなりに映えたであろうのに……。
by 紅玉国光(富山市) (2013-08-31 17:06) 

Cedar

■EF510-230様
まあ仕方無いですたい、飛地ですけんね。
■のり様
家族で笑ってもらったら本望ですね。ありがとうございます。
■hanamura様
歯が悪くてもどしどしコメント、お願い致します。
■紅玉国光(富山市)様
西鉄の改造センスは自社だけでなく、熊本電鉄などにも影響していますね。どうせならジャカルタの元都営地下鉄やミャンマーのDD51改造機くらいの大胆さでやってほしいです。
腰板の寂しさは特急車1000が窓内方向幕化後に倍加しました。

★モボ様
★あるまーき様
★hanamura様
★あおたけ様
nice! ありがとうございます
by Cedar (2013-08-31 18:13) 

Chitetsu

西鉄の規格型電車、色合いにも助長されて地味ですね〜。
私もCedarさんと同じ54年に訪問してて、懐かしく拝見しました。
同じ時期に特急で走っていたとは・・見て見たかったです。
それにしても、最後のお姿、地味な電車のど派手改造に空いた口が閉まりません。
自分もこの化け物見ましたが、カメラ向ける気がしませんでした〜。
このセンス、アジアンテイスト?
by Chitetsu (2013-08-31 19:43) 

狂電関人

Cedarさま

いやいやいや300形特急、カッケー!!!

この303Fグループは昭和23年製で運輸省規格型と言われた17m車で
この名前からしても、全国に同様の顔の電車が戦後すぐの昭和に生み
落とされたのでしょうね。
by 狂電関人 (2013-08-31 20:28) 

狂電関人

Cedarさま

写真に感動しまくってろくすっぽ読まないで書いたら、ほとんど説明されて
いましたね失礼しました。
しかし、54年に303形が特急運用だとは・・・5000形も居たのに謎です。
by 狂電関人 (2013-08-31 20:34) 

みなとみらい

いいですねー。西鉄303は知りませんでしたが、幼い頃親しんでいた名鉄800系や3800系を思いだしました。私もこういう地味な車両大好きです。
by みなとみらい (2013-08-31 21:11) 

Cedar

■Chitetsu様
西鉄の吊り掛け車は、一貫性の無い大牟田線を体現して曲者ぞろいでした。昭和54年はカルダン車の塗装変更が始まったころでした。熊電といい宮地嶽といい、なんでしょうか、あのセンス。

>このセンス、アジアンテイスト?
そういえば307末期の顔は台湾の自強号200形の改造後にちょっと似てます。
■狂電関人様
久々の西鉄ネタでした。この時は307がモーター音高くやってきたので後追いしたら青に黄文字の特急マークにびっくりしました。
運輸省規格形といっても当時は各社の事情で結構バラエティがあり、今の<走るンです>よりもバラエティ豊かだったかも?

★フジトモ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-08-31 21:14) 

Cedar

■みなとみらい様
ご訪問とコメントありがとうございます。
名鉄の800や3800も地味電の資格充分ですね。
3800はまさに運輸省規格型ですし・・・
そもそも運輸省規格型自体、名鉄の日車製が雛形という説もあります。
by Cedar (2013-08-31 21:20) 

高宮駅

今晩は300形懐かしいです。高校生の通学で毎日乗ってました。冬だろうが夏だろうが、あの吊り掛けモーターの音と床の油の匂いが大好きでした。確か卒業する年の昭和61年頃まで活躍してました。貝塚線に転籍して整形しましたが、ちょっと残念です。でも仲間の313形が未だに現役で頑張ってます。今年で確か61年です。
by 高宮駅 (2013-08-31 22:03) 

Cedar

■高宮駅様
吊り掛けモーターと床油の匂いも今や絶滅危惧種ですね!
この記憶は全国共通なんでしょう。


by Cedar (2013-08-31 23:23) 

KEY坊

あっ、西鉄ファンの方が多い中、京成のコメが無い ..(笑)
モハ200は隣接する東武7800の初期更新車に似てましたね
時代的に設計側が描く技術と実用本位の顔のデザインなんでしょうが、
京成と東武は横目で刺激もあったんぢゃないかかと思います。
京成3000〜3100と東武2000の屋根のモニター通風器とファンデリア
扇風機、ウチもやってみっか ... みたいに
あの頃、幌付き中央貫通路ドア、ガキ鉄のKEY坊は大好きでした。


by KEY坊 (2013-09-01 07:42) 

京葉帝都

303形の第一印象は淡路島に走っていた電車(モハ1000)です。
京成200形のように貫通幌が付くと脂ぎった車体に見えたことでしょう。

by 京葉帝都 (2013-09-01 08:50) 

Cedar

■KEY坊様
京成コメ。お待ちしてました(笑)!
京成200形は昭和8年の上野線開通後にデビューした戦前形ですが、確かに東武78に影響してますね。
両方ともに幌付きの顔がCedarも好きでした。
by Cedar (2013-09-01 08:57) 

Cedar

■京葉帝都様
仰るとおり、前面に幌があると精悍=脂ぎっって見えます、最近の言い方ですと肉食系でしょうか(笑)。
303の顔つきは草食系?

★nexus6様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-09-01 11:58) 

伊豆之国

九州に初めて足を踏み入れたのが昭和の末年だったので、西鉄の300系は「鬼改造」を受けた後の宮地嶽線で乗っただけですが、釣り掛け式のまま冷房車になっていたのがあったのには驚きでした。宮地嶽線にはその頃既に本線系統から600型が入ってきて、釣り掛けのままだった車両は平成1桁までに姿を消したと思われるので、まだ残っているという313型は足回りを交換されたもので、おそらく主にラッシュ時の応援用として使われているのでしょうか。
福岡市近郊の通勤路線である宮地嶽線の末端部が廃止されたというのには、いくら西鉄がJRの攻勢の前に客を取られて苦闘を強いられているとはいってもかなりな驚きでしたが、どうも実情を見ると、福岡市から離れると急激な利用者数の段落ちがあり、新宮以遠では旧国鉄の廃止対象区間並みの利用者数しかなかったようで、JR鹿児島線との距離が結構接近していた分、地下鉄との相互乗り入れができず貝塚での乗換えを強いられ、しかも単線という不利があった宮地嶽線には致命傷となったのでしょう。結局、北九州からの撤退を含め、西鉄がここまで追い込まれたのは、どうも西鉄ライオンズが「黒い霧」に巻き込まれて凋落、埼玉西武への球団身売りという事態から始まったという見方も有りなのでしょうか。
by 伊豆之国 (2013-09-01 14:50) 

Cedar

■伊豆之国様
記事に出てきた307も最後はカルダン化されていましたね。
西鉄は大牟田線も久留米以南はかなり厳しいようで、6連特急と2連ワンマンの甘木⇔大牟田系統がおのおの30分ヘッドという状態です。
やはり東阪名とは大分事情が異なるようです。
by Cedar (2013-09-01 18:02) 

京阪快急3000

西鉄のこの時期の車両陣は、自慢ではないのですが、自分が小学生の頃、「カラーブックス 西鉄」(保育社刊)で、ほとんど覚えてしまいました。

それにしても、300型の晩年は「手の入れすぎかな?」と思いました。
by 京阪快急3000 (2013-09-10 06:55) 

西鉄福島線204

昨日地元のRKBラジオ番組で西鉄貝塚線313形(315・365編成)が来年1月24日限りで引退!来月の5月23日から、旧塗装ベージュ・マルーンのツートンカラーで復活と話してました。いよいよ廃車です。残念です。
by 西鉄福島線204 (2014-04-12 03:37) 

Cedar

■西鉄福島線204様
313形の引退のニュースはお仲間様のブログで知りました。
大手私鉄最古参であり、ユニークな車体構造の313系の引退は残念です
痺れるハンドルネームですね!204は福岡線廃止後、福岡にいましたっけ?
by Cedar (2014-04-12 05:58) 

西鉄福島線204

福岡市内線204号(元大牟田市内線)は福岡市内線が1975年に廃止後山口県光市の市立図書館に保存されてましたが、老朽化で解体撤去される予定だったのを、大牟田の有志のみなさんが2011年に引き取って、綺麗に修復して大牟田市内線当時のカラーに塗装して今大牟田市大字宮部161-1うどん店(大力茶屋)で一般公開してます。早く保存場所が決まればいいのですが、
by 西鉄福島線204 (2014-04-12 07:50) 

西鉄利用者

久留米以南も駅間通過人員で見れば、2万人ー3万人/日の利用者がいます。
関西私鉄(都市交通センサス)のデータと比較すれば、南海や近鉄の幹線級の路線(在阪ターミナル40km圏外)には通過人員には劣りません。

勿論東京の私鉄から見れば通過人員は少ない状況ではありますが、「かなり厳しい状況」ではありません。
by 西鉄利用者 (2016-07-10 18:07) 

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