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地味電シリーズその5=関西のシブチン更新車その2 [昔鉄スナップ]

5回目となったこのシリーズ、そもそも地味電とは一体何ぞや?と自問してみました。
①特急車や新車の陰に隠れて、目立たない存在である。
②でも、良く見るとなかなか味がある姿形をしている。
③ある程度まとまった数があって、異端車ではない。
④だから定期運用で、日常的に使われている。
⑤でも、乗客もファンも会社も<冴えない電車>と思ってる。
京阪500-04.JPG(1)
そんな地味電、今回はこの顔です。

インタアーバン好きCedarが、阪神と並んで気に入っていた京阪電車。頻繁に訪ねていた頃に、『地味だけど目に付いた』のがこの更新500形でした。

(2=七条
京阪500-12.JPG
湘南顔にしてみたものの、ストレートなお面に小さな窓~隅柱もぶっとく、なんともモッチャリしたデザインです。大手私鉄の電車というより、地方私鉄の改造・更新車にありそうな顔つきです。でも2枚窓は前面視界が広く、運転士には好評だったとか?

そういえば、近鉄モ460も後期形は2枚窓になりましたね・・

サイドに回ると小さな窓が並んで、ノーヘッダーであるのが却って野暮ったくみえますね。近鉄モ460と同じく、原形車の窓寸法をそのまま踏襲したせいでしょう。

(3=深草
鉄道線500形.JPG
特急車1800譲りの屋根の肩に上がった雨樋も、窓の小ささを強調する結果に・・・・

昭和42年、初めての関西電車旅で出会った時には、上のように異形のサハを挟む3連で本線普通に使われていました。大阪地下線入線のために側窓保護棒が設置され、窓のアルミサッシ化も行なわれた後のスタイルですね。サッシの四隅にRが付いて、少しはスマートになったように見えます。


更新当初の姿です(鉄道ピクトリアル京阪アーカイブから転載)
窓配置も両端扉が運転台に寄った原形のままで、オーバーハングの大きさともあいまって、軌道線発祥のフレーバーが残っていました。台車や電機品は勿論、台枠も流用というシブチン更新車~ま、当時は当たり前だったんですが。
京阪500-19.JPG
両端扉にステップつけて併用軌道を走らせたくなります(~こらこら)。

(原形写真です=鉄道ピクトリアル京阪特集から転載)製造時はダブルポールに救助網付きの半路面スタイルでした。窓配置が更新車と同じなのは、窓枠流用したから?
京阪500-17.JPG
1500型として1926~1928年までに22両が製造された。 (中略)比較的地味な車両であるが、京阪線の車両ではこのあと流線形1000系まで基本的に本形式の制御器・主電動機・ブレーキシステムが踏襲されており、戦前の京阪線車両の基礎を作ったともいえる形式。(テキストはWIKIから引用)

後期車では側面配置が変更され、窓が減りましたが全体のイメージはそのままでした~更に鈍くさい感じになったかも?
京阪500-15.JPG

(鉄道ピクトリアル、京阪アーカイブから転載)


自連の上部にガイドが付いて大きく首を振る、アメリカの電車によくある構造なのも痺れます~アンチクライマーとロングシャンクカプラーの組み合わせもいいですね。京阪500-01.JPG(4=宇治
この辺りはインタアーバン好きしか分からないこだわりですが・・・・


と言うわけで、それなりの量数も揃い、昭和40年代には目に付く形式でした。

(5=七条
京阪500-14.JPG
ラッシュ時には、雑多な形式の5連でどかどかと走って、関西のファンからは『京阪名物チンドコ編成(Nice!なネーミングですね)』と呼ばれていたとか・・・・
残念ながらCedarはチンドコ編成は撮ってないのですが。


Cedarが始めて出会ったすぐあと頃から、中間電動車や中間付随車に改造される車両が現れて、同系列で組成するようになり、4連で宇治線や交野線に閉じ込められていたようです。

(6=四条
京阪500-09.JPG
Cedarが乗ったり撮ったりしたのは、この時期、昭和47〜48年でしたね。京阪500-06.JPG

(7=河内森~私市

少し前の雑誌の記事にいわく『大津線に転用するには大きすぎ、廃車にするには老朽化していない』という存在だったようです=まさに地味電そのもののポジションでした。

(8=交野線内
京阪500-16.JPG
台車も、最後まで原形の片締めブレーキのままでしたから、優等列車には使えなかったでしょうし~

そんな地味電500形の一党も、近代化の加速の中で、昭和51年までに消えていったようです。

(9=河内森~私市
京阪500-07.JPG
シブチン更新車のわりに、長生きだったんですね。

 

 


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nice! 17

コメント 13

Cedar

★フジトモ様
★モボ様
★hanamura様
nice!ありがとうございます

by Cedar (2013-10-03 20:45) 

EF510-230

晩年、四条で姿を射止めたことがあります。近鉄南大阪線の不細工更新車に比べたらスマートだと思います。
by EF510-230 (2013-10-03 23:34) 

京葉帝都

本線用更新500形は運転席エリアのすぐ後ろに乗降扉があったところが異色でした。内装の木の造作は京阪らしく美しく仕上がっていました。正月ダイヤで臨時急行が多数運転されていた頃は急行にもかり出されていたような記憶があります。
現行7000系の正面は初めて見た時は500形の進化形のような印象でした。

by 京葉帝都 (2013-10-04 00:11) 

Cedar

■EF510-230様
京阪・近鉄のシブチン更新車、ある意味関西私鉄らしい合理主義を感じます。古い車体をしぶとく使うなど、物持ちがいいのがら京阪です。
■京葉帝都様の
500が急行で走る姿、見たかったです。
私が乗ったのは、三条ー宇治の直通が本線内を急行運転していた時ですが、スピードは全く期待外れでした。

★nexus6様
★あるまーき様
★takechan様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-10-04 06:55) 

Chitetsu

やっぱり地味電シリーズにこれ来ましたネ!
なんとも垢抜けないデザインの車体更新電車、関西には結構登場しているのが面白いですね。
やっぱり関西人のケチケチ精神のなせる技なのでしょうか?
by Chitetsu (2013-10-04 16:30) 

なにわ

???昨日の朝に更新されたなかったんじゃ・・・
おお、午後更新・・・
更新というより、改造車ですね。製造時から鋼製ですから。
最初上洛されたときは、まだ1000一族がいた頃でしょう。1000が700に機器流用されて、500だけで組成するようになったのです。
初代600、初代700が健在の頃は、500も急行に入っておりましたそうです。
500、600、700、1000入り混じっての6連、当局は「京阪標準化編成」と言っていたそうですが。

by なにわ (2013-10-04 17:38) 

Cedar

■Chitetsu様
はは~読まれてました?
見栄っ張りの関東にはこういう電車は無いですね。
京王のあんこ編成位でしょうか。
■なにわ様
500が編成美?を見せたのは、1000のモーターに交換されてからですね。車体や台車のたらい回しは京阪のお家芸?
『京阪標準化編成』ってのカッコつけ過ぎ、やはりチンドコ編成ですよね。
by Cedar (2013-10-04 20:33) 

Cedar

★ぷっぷく様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-10-05 00:56) 

Cedar

★やまびこ3様
★SORI様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-10-05 10:11) 

Cedar

★suzuran6様
★あおたけ様
nice!ありがとうございます


by Cedar (2013-10-05 19:03) 

Cedar

★yam様
nice!ありがとうございます

by Cedar (2013-10-05 23:22) 

Cedar

★UZ様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-10-06 14:41) 

Cedar

★とーる様
nice!ありがとうございます
by Cedar (2013-10-07 06:12) 

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